【第1話】初めて写真展に参加して

秋野先生の写真教室に通い始めてちょうど1年が過ぎました。

他で受けていた基礎講座が終わり、次を模索していた時に、たまたま見かけた講座案内をみて、2ヶ月に1回くらいならのんびりと通えそう。

そう感じて受講し始めたのがきっかけでした。

受講生が参加する写真展(アルトフォーカス受講生作品展)がありますよ。
そんな情報に、仕事との兼ね合いがどうなるか心配しながらも、これも経験!と思い切って参加することにしました。

勢いで参加を決めたものの、そこでガツンとぶつかった壁が一つ。

「いったいどんな写真を出したらいいのだろうか?」

それとなく過去の作品展の参加者の皆さんにお聞きすると、

あら、なんでもいいのよ~。

あなたの好きなお写真を出せば?

大きさも自由よ。

まるで雲をつかむような、霧の中で迷子になるような。

そんな心もとない気持ちを抱きつつ、とりあえず過去写真の棚卸をしようと、パソコンに向かってみたけど。

ああ、そうでした。

私の写真は8割方お花や植物だったのでした。。。

お花の写真はごくありふれているだけに、プリントして引き延ばすと写真技術の差がはっきりわかってしまう。

いくら素人とは言え、あからさまな駄作を出すのも気が引ける。

ではどうする?

と、花以外の2割に目を向けてみる。

建物やら風景やら看板やらといった、雑然とした街角スナップ。

それらを適当にピックアップしつつ、つらつら見返しているうちに。。

「人が写っている写真って、面白いな。」

似たような写真をカテゴライズするうちに、ふとそう感じました。

トラブルが怖くてほとんど人物写真を撮ってはきませんでしたが、街角を写している時に自然に写りこんでくる通りがかりの人々。

その人々が醸し出す自然体の雰囲気は、街に生気を与えている。

人のいない街もそれなりに面白いけれど、私は人が息づく街が好きだ。。。

そんな思いで、今回4枚の写真を展示させていただきました。

 
 

共通項は、夕暮れの飲み屋街。
仕事が終わったサラリーマンが集う街。

昭和っぽくて泥臭くてごちゃごちゃで、でも面白そうな街。

写真には、歩く人や飲む人、笑う人呼び込む人、色々な人のある日の一コマが刻まれています。

ただ歩く人の後ろ姿の写真が、なぜこんなに興味を引くのか。

私なりに出した答えは、「ストーリーがあるから。」でした。

広い背中、丸まった背中、連れ立った背中。

それぞれにその人の来し方を想像してみる。

背景になっている街角には、どんな歴史があるのだろうか。

看板の名前や字体からの連想がどんどん膨らんでゆく。

それができるのは、自分もやはり人だから。

ある程度の年月をリーマンとして過ごしてきた経験があるから。

写真てなんだろう。

私はなぜ写真を撮るのだろう。

時々自問自答するそんな疑問の答えの一つを、見つけたように思いました。


渡辺理和(Riwa Watanabe)プロフィール

2018年から写真教室に参加中。

若い頃から写真に興味はあったものの、きちんと写真を撮ることを意識し出したのは、3年前に姪っ子にインスタグラムを教えてもらってから。

当初はコンパクトデジカメを使っていたが、2年ほど前に一眼レフの入門機を購入。

基礎講座に通い、入門者から初心者へジョブチェンジ。

さらに中級者を目指しレベルアップに励むも、返り討ちにあったりする。

主な撮影場所:ご近所、大きな公園、旅先など。

撮影は時間&体力と相談なので、人だかりのできる有名スポットはほぼ無し。

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